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アニマルウェルフェアについて

アニマルウェルフェアとは?

アニマルウェルフェアとは?
アニマルウェルフェア(Animal Welfare・家畜福祉)とは、生き物・動物としての家畜のことを考え、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスを可能な限りかけることなく、行動要求が満たされた、健康的な暮らしを目指した飼育方法のことです。

近代的な畜産は、国民の食を支えてきましたが、効率を重視することによる品種改良、大量の濃厚飼料を与えた飼育管理などによって、過度の負担を動物に強いてきました。世界に目を向けると、そうした畜産のあり方を反省するなかで「5つの自由」の原則が提唱され、取り組まれています。

なぜアニマルウェルフェアが求められているの?

1. 家畜の心身に多くのストレスがかかっているため

家畜の心身に多くのストレスがかかっているため
生産性を重視する集約的畜産では、多くの濃厚飼料(穀物など)を与え、行動を強く制限する施設で家畜を飼育しています。こうすることで私たちは、安い畜産物を大量に生産することを可能としてきました。しかしその一方で、家畜は心身の健康と自然な行動を奪われています。こうした家畜の暮らしを改善するため、世界的にアニマルウェルフェアが求められています。

2. 社会的責任が求められているため

社会的責任が求められているため
畜産に関する問題は多くあります。家畜生産のための大量の穀物消費や、大量に排出される糞尿による環境汚染、そしてアニマルウェルフェアもそのひとつです。環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の3つの課題に対する取組みを考慮して投資先を選別するESG投資において、アニマルウェルフェアが重要な評価指標のひとつとなっています。生産者がどのようにアニマルウェルフェアの問題を捉え、対応しているかが重要なテーマになっています。

3. 国内でも高まる需要に対応するため

国内でも高まる需要に対応するため
日本においても、消費者からの要望によって、アニマルウェルフェア認証を受けた牛乳が販売されているように、国内におけるアニマルウェルフェアの認知度は徐々に高まっています。
SDGs(持続可能な開発目標)の12番目の目標は、アニマルウェルフェアと関係のある「つくる責任、つかう責任」です。このような取り組みの推進とともに、今後アニマルウェルフェアへのさらなる需要の高まりが予測されています。

「アニマルウェルフェアの考え方に対応した飼養管理指針」のポイント

アニマルウェルフェアの考え方に対応した飼養管理とは、最新の施設や設備の導入を生産者に求めるのではなく、家畜の健康を保つために、家畜の快適性に配慮した飼養管理をそれぞれの生産者が意識し、実行することです。
 家畜の健康状態を把握するため、毎日観察や記録を行う
 家畜のていねいな扱い
 良質な飼料や水の給与
 畜舎等の清掃・消毒を行い清潔に保つ
飼養スペースの適切な管理・設定
家畜にとって快適な温度を保つ
換気を適切に行う
有害動物等の防除、駆除
家畜本来の健康的な生活になり、畜産物の安全につながると考えます

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